Daggerfallプレイ日記　セーブデータエディット

　セーブデータの編集・能力値の補正等について

　さて、Daggerfallはかなり難しいゲームですので、いわゆる「泣き」を見る方も多いのではないかと思います。曰く、休息しようにも敵がいる表示ばかりで回復できず死ぬ、ダンジョンが広すぎて目標に到達するまでに死ぬ、薬買えないし作れないので麻痺や毒を喰らって死ぬ、下位武器無効化する相手に出会って死ぬ、などなど。
　そこで、邪道ではあるのですがセーブデータの編集ツールで能力値を大幅に増やしたり、武器を良いものに変更すれば、難易度を格段に落とすことができます。何をどうしても死んでしまうという場合に頼りましょう。

　用意するもの
　セーブデータの編集ツールはいくつもあるのですが、私はDFHACKを使用することにしました。UESPのHacking Guideで紹介されていますのでダウンロードしましょう。

　フォルダ内は大体こんな感じです。ちょっといじった後なのでアレなんですが。ちなみに、DFHACKを立ち上げると音楽が流れるようになっておりますので、流れないよう音楽ファイルのファイル名を変えております。

　プログラムを立ち上げると、まずこんな感じの画面になります。まだセーブデータが読み込まれておりませんので、データを読み込みましょう。
　File→Openでファイルを指定することになります。Daggerfallがインストールされている場所を開き、DAGGERフォルダをクリックしましょう。

　DAGGERフォルダはこのようになっております。SAVE0～5にそれぞれ一つずつ、合計六つのセーブデータが入っておりますので、調整したいセーブデータのフォルダを開いてセーブファイルをクリックしましょう。Daggerfallをプレイする際に、セーブファイルにきちんと名前を付けておくと、ツールで開いた際にどのデータなのか見分けがつきやすくなります。

　自分がかなりステータスをいじってることを晒してしまいましたが、実際これでも場合によっては死ぬので何と申しますか･･･。

　ステータスタブは以下のことが編集できます。
　Name（名前）
　各種ステータス
　※左がセーブした際の値で、右が上限です。能力値は上限が最大１００の模様。ManaはIntelligenceとClassの制限に縛られるので、恐らく３００以上は増やせないと思います。HealthやManaが低い状態でセーブした場合でも、現在値をいじれば回復させることが出来ます。
　Level（レベル）
　Face（顔）
　Gender（性別）
　Transport（ファストトラベルについて）
　Race（種族）
　※自PCは健康体のArgonianなのにここではVampireのBretonとなってますが、種族を変えたいのでなければここはいじらなくても大丈夫みたいです。
　各層の評価
　※クエストをこなすと上がるようです。
　Gold（手持ちの金額）

　スキルタブは各種スキルが編集できます（上限１００）
　スキルについてここでは詳しく説明しません。とはいえ、１００に近いほうが魔法の消費MPが抑えられたり、何かをする際に成功率が上がるなど、恩恵を得られます。

　クラスタブは、クラスとそれに関係する恩恵について編集できます。例えば、自PCのクラスはSpellswordなんですが、Manaの上限がかなり厳しいので三倍にしております。
　チェックボックスで各種特殊攻撃に対する抵抗／無効化／弱点などを決定します。カーソル当てますとどのボックスが何を意味するのか出ます。下のタブではクラスに関係する才能、ボーナス、特定装備の禁止（魔術師が重い装備を出来ないなど）、武器に対する熟達の程をチェックできます。

　アイテムタブは、主人公が所持している物品について編集できます。
　手持ちの武器防具をアップグレードしたり、好きなエンチャントを付けることが可能です。Daggerfallでは、上位のモンスターに下位武器が通じないことがあります。上位武器が要求されるのに所持していないという場合に。
　Materialが武器の素材ですので、それを変更します。合わせてColorもMaterialに合ったものに変更しますと、うっかり上位武器を手放す、といった事故につながりにくくなると思います。
　本のボタンを押しますと、魔法付与についての項目が出ます。
　個人的な体験になりますが、毒を喰らったのにTempleが毒を治してくれず、かといって他の寺院にファストトラベルしても間違いなく辿り着く前に死亡してしまう･･･という状況に陥ったのですが、毒治癒の魔法をエンチャントすることで死亡を回避できました。

　レピュテーションタブでは、各種組織や個人の主人公に対する好感度を編集します。
　数値が高いほど好感度が高いというわけです。クエストによっては、好感度が高くないと受注できなかったり、刺客が送られてくる場合もあります。
　ちなみにKing of Wormsの項目開いてますが、Race･･･。他の人物も大分変でしたので、ここで誰がどの種族なのか確認するのは止めた方がいいでしょう。当てにならないと思います。

　自伝タブでは、自分のことについて編集できます。
　通常はPCを作成する際の質問に答えた結果で、自伝が自動生成されます。自分で経歴を決めてみたい方や、ロールプレイに凝りたい方に。

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（２００９．９．２７）