ヤンデレに包丁、RuinにAK-47
喧嘩も落ち着いたので、(二人とも疲れたのでやめた)Ruinに新しい武器をかってやらねばと、街に繰り出すことにした。前の武器防具(Adonnays Weaponaryの6万いくらかの即死効果付き、の黒い鞘に納まったほうの長剣と、物理防御20%をエンチャントしたBladesの篭手と靴)はRuinがAnvilで(ピー)された際に紛失したのだ・・・。
適当に刺客から奪った剣をつけさせてはいるが、ちと心もとない。ここは、Miari様からの進言によってAk-47を購入してみよう。
「いらっしゃい!」
Rohssanの威勢の良い声が響く。銃が欲しいんだけど、と言ったら、奥にいるのが扱ってるよ、と教えてくれた。なるほど。
・・・Burd隊長!?
Burd隊長はNightもお世話になった人物だが・・・。でも、こっちは「Sergeant Burd」らしい。
「Burd? うーん、Brumaのガード長のBurdか他の誰かのことを言ってるのかい? その人が自分によく似ているって? でもまあ、その人のことなんて知らないよ」
「で、Rohssanとはどういうご関係で」
「Rohssanは昔は皆が畏怖する兵士だった。『伝説の傭兵』なんて言われたものさ。まあ、君は知らないかもしれないがね」
「で、なんでそんな人のところに貴方が?」
「休暇を楽しんでるのさ。Rohssanのところで働きながらね」
「ふーん」
ホテルに戻って本棚を整頓した。ここの本棚、もしかすると大学の図書館より豊富な本が揃ってるかも・・・お、『Nerevar Moon-and-Star』があるぞ。
だがまあ、ここで問題が生じた。部屋に入る前は確認していなかったのだが、見てわかるようにベッドが一つしかない。
「うーん」
「どうしたんですか?」
「Miari様んとこのマーちんってどちらと寝ると思う?」
「甘々ならMiari様でネタならBurdですね。で、私たちはどうするんですか?」
「Ruinはソファで」
「あの、私はBrumaで(ピー)ったばかりなので体調が万全ではないのですが・・・」
「俺だってRuinたちにリンチされたせいでどんだけ苦労したと思ってるんだ!(泣) おまけにお前の上司のあの技、パソコンが死ぬと中の人は恐怖したんだぞ! しかもまだRuined-Tail's Taleは前半の折り返し部分なのに10回以上もゲームオーバーになったじゃねえか! 中の人はゲーム下手糞だけどさあ 。・゚・(ノД`)・゚・」
拳を振り上げたNight、応戦するRuin。しかし、明らかに状況はNightの不利。
「ギャー! 助けてMartin! Vivecー!!」
「待ちなさいコラ!」
「Almalexiaー! Sotha Silー!! Dagoth Urー!! Dumacー! Azuraさま! Mephalaさまああああ!!!!」
ちなみに、Nightが叫んでいるのは妻と友人の名前(前世も含む)と神の名前だが、友人と妻の名前を見てわかるようにこの男は友情運と恋愛運には見放されている。まーちん以外は直接間接を問わずNightが殺してるぞ! いいのかそんなんで! しかも、Ruinもアレだぞ!
「待ちなさいコラああああ!」
「たすけておまわりさーん!」
こうして、Cyrodiilの夜は更けていく。
しかし、友人たちの夜はまだまだ始まったばかりだ!
グダグダのまま終わる
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