The Thirty-Six Lessons of Vivec
Sermon Nine
Vivecの三十六の教え 第九話
Vivec 著
かくして北の者との間に戦が起き、その地にVivecはHortatorを導いてDwemerと手早く、手際よく同盟を結んだ。西国では冷酷とされるとてつもない悪魔の長を下に書き留めておく。不吉な五つの数字である。
泥の口なるHOAGAは髭が生えた偉大な王として顕現し、司令の権限と大地の息吹を持つ。戦場で、しばしばこの悪魔は貪欲に土を食らいながら傍観するだけの場合もある。彼の配下が倒れると、Hoagaは身体を土で満たし、そのために動きは遅くなるが、再び起きて戦うのである。この者はFenjaという秘された名前があり、追い払われるまでにChimerの村を十七、Dwemerの砦を二つも破壊した。
走りながら腹を空かすCHEMUAは、頭を覆う兜を被った、馬に乗る兵士として顕現し、心を騒がせ、空を病で満たす力を持つ。その者はChimerの英雄であるDres Khizumet-eを喰らい、暗殺者としてその魂をHortatorの元に送り返した。時には最初にBlightを吹かせた者として呼ばれる。Chemuaは胃痛を起こす雲と、Velothの雨を胆汁に変化させることをもたらす。この悪魔がVivecとHortatorに殺されるまで、六つのChimerの村を破壊した。
二つの舌を持つBHAGは、髭を生やした偉大な王として顕現し、保証と外見を変化させる力を持つ。配下の侵略者は数少ないものであるが、西の内陸にいる者は怒り狂い、多くのVelothiの罠師と斥候を殺害した。この者はVivecとの大議論の末に敗れた。ALMSIVIは議論の間、透明なままであり続けなければならなかったが、戦詩人だけは北の男の二枚舌の演説を理解することが出来たからである。
空間の娘BARFOKはなめされた革の槍を持つ翼を持つ人間として顕現し、終局を告げる力を持つ。歌うことで思い通りの結果を形作ることが出来たので、彼女に対抗する戦いは常にBarfokの勝利に終わった。四つのChimerの村と二つのDwemerの砦が彼女の決めた終わりによって破壊された。VivecはVelothの破滅を歌えないようにするために、この女の口にミルクの指を詰め込まなければならなかった。
北の竜であるYSMIRは髭を生やした偉大な王として常に顕現し、無数の、響き渡るような力を持つ。彼は恐ろしく、闇なる存在であり、侵入してきた族長の中ではあまり語られることも無いものであったが、彼が村人に話しかけると、高く飛び上がり海まで放り込まれた。Hortatorは武装せず戦い、竜の吼え声を手で掴んで、Ysmirの力である喉が血に溢れるまで離さなかった。この戦詩人は気を狂わせ、追い払うためにEbonyで出来た音響室にYsmirの顔と耳を置いてこれらの咆哮を流し込んだ。
「出で来た者と追い払われたものはこのとおりである。私が次に言うものは、記録に残すにも不快なものである。HERMA-MORA-ALTADOON！ AE ALTADOON！」
ALMSIVIの言葉の下に終わる。
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