Honor Among Thieves
盗賊の誉れ
Arnie the Scrib
信奉者によく聞かれることがある。「Arnie、どうやったらあんたみたいに栄耀栄華を得られるんだ?」
そしてこう答える。「お前はギルドに加わるべきだ。友人を作れ。長いものに巻かれていろ」
「でも誰が仲間になれるんだ?」と彼らは聞く。
我々は他のいかなる職業のギルドと同じようなものである。必須条件があり、昇進したいならば目印となるべきものがある。
速さと機敏さを求めよ。気付かれずに動く術を求めよ。警備についての知識を求めよ――鍵、罠、そしてそれらを解く術を。己が身を守る術を求めよ。身軽に素早く動き回り、ダガーやショートソードのような軽い武器を扱う術を求めよ。接近戦にならぬように、飛び道具――弓、クロスボウ、手裏剣、ダーツを扱う術を求めよ。軽装を求めれば、切れ目なく動き、かつ早く動くことが出来る。
何故何かに属するのか? 単純だ。誰でも友人が必要だ。
友人の助けは情報を得ることも含む。Thieves Guildの友人はどこで動くべきか、どこで動くと安全か、あるいはそうでないかを知っている。友人の助けは休む場所と必需品とサービスを得る――訓練と道具を売ってくれる場所を提供することも含む。友人の助けはガードに安い金でもみ消しを図ることを含む。それが『盗賊の誉れ』の言いたいことである。友人同士固まって、互いを助け合うのだ。
「しかしライバルはどうなのか?」と信奉者が尋ねる。競争相手はCamonna Tongである。そして君は奴らの仲間になろうとは思わない。奴らは君を仲間に入れたくないからだ。奴らはよそ者についてこう思っている。みんな死ねばよいのだと。だから、君が死を熱烈に望まない限りは、奴らに与しようとは思わないだろう。
そしてCamonna Tongは悪人どもの集まりである。Camonna Tongは人殺しを厭わない。おぞましいことに、人殺しが好きでさえある。一方、Thieves GuildはCamonna Tongとは遠く距離を置いている。
さて、君が仲間に入りたいとしよう。しかし、どこに行けばいいのか?
盗賊は戦士とは違う。地元のギルドの会館に行けばいいというものでもない。Thieves Guildにギルドの会館は無い。とはいえ、盗賊たちは友人とつるみたいと思っている、ならば、どこに友人がいるというのか? 地元の酒場や商店だ。Vvardenfellにおいては、Balmora、Ald'ruhn、Sadrith Mora、VivecのForeign Quarterを訪ねると良い。
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