The Lost Prophecy
失われし予言
Gilvas Barelo 著

(反体制派司祭のApographaによるもので、Holamayanの僧院長、Gilvas Bareloによって注釈が付けられたものである)

 第十一番目に生じる七番目の兆しより、
 HoundでもGuarでもなく、SeedでもHarrowですらなく、
 しかし、竜より生まれ遠き星の印を受ける。
 異邦人のIncarnateはRed Mountainの地下、
 祝福された客として七つの災いに立ち向かう。
 星の祝福を受けた手は三度呪われた刃を振るい、
 嘆かれざる家にを刈り取るであろう。

 注釈
 一行目から三行目。古代の血族ではあるが、四つの大きなAshlanderの一族ではない、という意味である。異国の星の元に生まれたことと、竜を象徴するということは――帝国を示している。
 四行目から五行目。『異邦人のIncarnate』とは、言葉を繋げて強調された通り名である。異邦人のIncarnateは『祝福された客』である。部族に生まれた者では無いが、共に火を囲み、歓待される権利を持つ客として認められていることを意味する。Red Mountainの地下にて、七つの災いに立ち向かい、清算するのである。『Seven Curses』の予言を参照すること。また、Dagoth Urは、『Ash Vampire』とAshlanderに呼ばれる、かつては強大な魔術師の支配者であった七人の眷属に奉仕されている。
 六行目から七行目。『星の祝福』はDaedra Lordにして、魔術、運命、予言を司るAzuraを示唆している。『三度呪われた刃を』とは、Red Mountainの戦いと、Dwemerの技術長Kagrenacのある伝説に関連しているKeeningという武器のことを言っているのだろう。『刈り取る』とは、『汝は汝の植える種から刈り取る』という諺を言っている。君が受ける、苦難への報いに対する明るい側面と、心理的苦痛の側面の両方を得ることを意味している。『嘆かれざる家』とは、失われたDunmerのGreat House――House DwemerとHouse Dagothのどちらか、または両方であろう。


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