Sithis
Sithisについて
著者不明

 Sithisは始祖である。彼は虚無であったが、愚かなAltmerが名前を与え、この虚無を崇拝した。それは、彼らが怠惰な奴隷であったためである。実際、「停滞はただ単にそれ自体を求め、それ以外の何も求めぬ」という説も存在する。
 Sithisは虚無であることを止めて、その体の一部を変化させて、それらから無数の可能性を作り出した。それらの形は弱まり、流れ、消えていった。これは必要なことであった。
 しかし、一つの形は、あがき、消えたくないと思った。留まり続ける存在になりたかった。これが悪魔Anui-Eiである。その存在は友人を作り、彼らは自分たちをAedraと呼んだ。彼らは、Sithisが創造した永遠に虚無である領域を全て隷属させた。だから、Aedraは偽神、幻想なのである。
 それで、SithisはLorkhanの父となり、宇宙を破壊するために彼を遣わした。Lorkhanを! 不安定な変異体を!
 LorlhanはAedicの弱点を見つけた。彼らの特性によって争い合わせている間、果てしなく、彼らは徹底的に妬んで自惚れ、お互いにばらばらになった。かつてそうであった虚無であることには戻らなくなった。それで、彼らが誤った領地を支配している間に、Lorkhanは空所を無数の新しい形で満たした。これらの形は数え切れないほどであった。間もなくして、Loakhanにはそれらに対する支配権があるように見えたが、奴隷といつ埋まるとも知れぬ欠点が世界の全てにあるように思えた。Aedraのように。かくして、彼は悪魔Anui-EiとEight Giversにその身を友人として差し出した。
 SharmatのDagoth Urの御許でその力を差し出している。
 AE HERMA MORA ALTADOON PADHOME LKHAN AE AI。


訳注
 Sharmat=Dagoth Ur。Dagoth Urは人名のほうか。Lorkhanの心臓がその地下に眠っている。

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