Zainsubani's Notes
Zainsubaniの手紙
Hassour Zainsubani 著

 (以下のものは、AshlanderとNerevarineに教団についてHassour Zainsubaniが用意したものである)

 Ashlanderとは、預言者Velothの後に続いて、現在Morrowindと呼ぶところの国に入植したAldmeri民族の直系の子孫です。Ashlanderは緩やかな遊牧の生活と、素朴な祖先崇拝を保っており、入植したGreat HouseのDunmer文化の退廃的な礼拝となよなよした生活を蔑んでいます。荒野は厳しく、暮らしにくいものであり、そうした中で私どもは鍛え上げられた民になりました。しかし、私どもの素朴な生活は美しさと栄誉があり、TempleとGreat Houseの俗物は私どもを未開の野蛮人として排除する愚か者でございます。

 Ashlanderと外国人
 多くのAshlanderにとって、外国人全員と、偽神がMorrowindから追放されたらと願っております。最大に譲歩しても、Ashlanderは、外国の悪魔が自分たちをそっとしておいてくれることを願っています。Ashlanderは、武器を持たない人を攻撃することは恥と考えておりますが、武装した人間が一族の法に背いた場合は躊躇せずに殺害します。Ashlanderは、帝国と戦争をしようと思うほど馬鹿ではありません。しかし、そのような戦争に勝たなければならない場合は、多くのAshlanderは喜んで彼らの命を捧げることでしょう。

 Ashlanderの礼儀
 Ashlanderは、招かれていないのにテントに入ろうとする人を詰問するかもしれません。習慣は部族ごとに異なりますが、要請された場合に立ち去ると、許されるでしょう。特に、部族の頭であるAshkhanと、部族の予言者で相談役のWise Womanには注意を払って下さい。ある者は歓迎し、ある者は敵対的な物腰を取ることでしょう。言動に気をつけて、要請を受けた場合は去るように。そうしないと、攻撃してくるでしょう。

 Ashlanderの挑戦
 スポーツの場合に挑戦を受けた場合、拒否しても構いません。名誉をかけた挑戦を受けた場合、拒否は恥とみなされます。名誉をかけた挑戦は、侮辱的な言動を受けたと見なされた場合や、地位を巡るものやしきたりに則った儀礼的な挑戦である場合です。

 Ashlanderの宗派
 部族内の全てのAshlanderは、一族のAncestor教団で生を享けます。しかし、Nerevarine教団は違います。非常に小さな規模の教団で、予言を視る才能のある少人数のWise Womanと、教団と予言者を保護する二、三人の聖戦士で構成されています。UrshilakuのAshkhanであるSul-Matuulが教団の守護戦士であり、同じくUrshilakuのNibani Maesaが教団の神託を受ける予言者です。

 Nerevarine教団
 彼らはGreat Ashkhanであり、HortatorであるNerevar Moon-and-Starを崇拝しています。そして、大昔に、その人は凶悪であり、神を信じないDwarfを滅ぼし、Red Mountainの地下に潜むDagoth Urと彼の穢れた眷属を追放しました。教団はAshlanderの宗派の中では小さな部分を占めるのみで、それもUrshilakuの間だけですが、その支持者は誰もが影響を受けています。他のAshlanderの部族も教団の志を共有していますが、疑いや疑問の眼差しでNerevarineの予言を見ております。

 Nerevarineの予言
 予言はNerevarの生まれ変わりが帰還して、Ashlandから外国人を追放し、Templeの偽神を打ち倒し、真の祖先崇拝を復興させるということを告げています。しかし、それはあらゆるAshlanderにとっての夢ではあっても、大部分のAshlanderにとっては、馬鹿げた古代の伝説以外の何物でもないと考えています。

 UrshilakuのAshlander
 UrshilakuはVvardenfellの北西、Ashlandsの北に位置します。AshkhanのSul-Mattulは部族の頭であり、勇敢で尊敬される戦の指導者で、Nerevarine教団の守護戦士です。Nibani Maesaは、部族のWise Womanで、Nerevarine教団の深謀遠慮の相談役にして、予言者です。Urshilakuの野営地は放牧しつつ移動しておりますが、通常はSea of Ghostの近く、Maar Ganの北、北Ashlandsの北海岸沿い付近にテントを張っています。


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