The Imperial Palace〜エンディング

 ここまで来たらやることは一つ。Riaさんのお告げを聞きましょう。
 ただし、バグでRiaさんが夢に現れないことがあるようです。不幸中の幸いですがゲームの進行には支障をきたしません。でも感慨もへったくれも無いなあ・・・。



「八つの欠片を全て集めれば、Staff of Chaosが力を放ち、皇帝を解放するだろうと思っておりました。なのにそうはならなかった。何故なのか、やっと分かりました。最も珍しい性質を持つ宝石をTharnは持っています。伝説によれば、それは天空から落ちてきた星であり、内なる炎によって輝いているそうです。これがJewel of Fireと呼ばれるものであり、Tharnの命の力のるつぼです。また、TharnがStaffのエネルギーの全てを満たしたものでもあります。貴方がStaffをJewelに触れさせることが出来たならば、その結合エネルギーが解放され、Staff of Chaosを壊して異次元への門を開くことが出来るでしょう。成功すれば、Tharnも間違いなく同じ様に滅びるはずです。このJewelを得る方法はたった一つ。貴方はImperial Palaceに行き、Tharnが一体何処にどれを隠したか突き止めなくてはなりません。気を付けて下さい。一旦中に入ったならば、TharnはPalace GuardとImperial Guardに化かした生き物どもを貴方に対し、力の限り投入してくることでしょう。彼らはTharnの陰謀の操り人形に過ぎません。手加減して下さい。彼らが仕えている者の正体を知らないからです。しかし、Tharnには、そのような手加減は必要ありません。成功すれば、次元を繋ぐ扉が開き、皇帝が解放されるはずです。Jewelからエネルギーが流出することで、Tharnも滅びるでしょう。しかし、この行動計画には問題があります。Tharnは恐怖を感じ、Imperial Palaceへの立ち入りを禁じました。貴方がそこにいるならば、既に、Guardたちが近づく者を全て排除するようにという命令を受けていることを知っているはずです。私のSpell of Altering(変化の呪文)でそれを回避することが出来ると思います。しかし、それは私がこの姿を保つエネルギーを使い果たすことを意味します。Tharnが裏切りの代償を支払えるなら、私は喜んで犠牲になりましょう。私が放つ呪文は、貴方の容貌に対する他の人の認識を変えるものです。Imperial Palaceの外の持ち場についているGuardは騙され、貴方の進入を許可するはずです。それが十分に働くことを祈るばかりです。貴方は英雄として、期待していた以上のことをしてくれました。これが、長い旅路の最後の一歩です。私の祝福と共に、気をしっかりと持って、進んで下さい。皇帝の名において、貴方に感謝を」


 行きましょう。もし物資が不足しているならば、出し惜しみせずに買い求めましょう。







 術を解いて姿を現したTharnは主人公に向かって宣言します。

「貴様がこの場所に向かうなどという大失敗を犯すのを見ていた。貴様に私のImperial Guardを率いさせる申し出をしようかと考えたこともあったが、そのような地位にお前は値しないことがはっきりした。Empire中を旅して成功を収めてきたからといって、侮らないでもらいたい。私のような強い力を持つ者に、貴様は出会ったことが無いのだからな。貴様の死は長く、惨く、千年に渡るような苦しみとなるだろう。来るがいい、私は地下の迷宮で貴様を待っている」


 一旦城の中に入ると出られません。用意はしっかりしましょう。


 Lichもこれくらいわんさか出ます。まあこりゃちょっと出すぎですが。


 最下層にTharnとJewel of Fireがあります。扉の先の溶岩の中にある島へ行きましょう。


 これがJagar Tharnです。倒す必要はありません。というか、戦闘不能の状態に追い込むまでかなり根気がいるはずです。


 島の北西の牢を破り、鍵を手に入れます。


 そして、Jewel of Fireの安置された牢の扉を開け、それに触れましょう。


 宝石からのエネルギーの流出が始まります。







 門が開き、皇帝たちが解放されます。


力を失ったTharnは、全ての守りが砕け、死を迎えます。



「止めろ! Jewelには私の命の力が蓄えられているのだ!!!」







「汝はEmpireの真の子だ。汝の助力に感謝する」

「Yui-Liよ。完全に邪魔になってしまったな。皇帝を救ったのみならず、私の命まで何とかして助けてもらったのだから。そのような誉れと私の最高の敬意を真に得た者をどうして誇らずにはいられようか」

「汝の奉仕についてだが、考えがある。今日この日より、汝をEternal Championとする。帝国が求めるものは、汝の手によって為されるであろう。Tamrielの真の皇帝である私、Uriel Septimは、そう定め、このように法律を作ろう。私のChampionよ、立ち上がり、汝の然るべき場所である私の側へ」


 貴方は帝国のチャンピオンとしての価値を示し、その奉仕は易々と忘れ去られることは無いであろう。飾り棚に剣を掛け、魔導書を本棚に置くなかれ。数多の冒険がまだ貴方の手を待っている。これはElder Scrollsの物語の一つの章に過ぎないのだ・・・。


 夕暮れが美しいですね。杖の探索に追われて、アレやってないとか、コレまだとかありませんか? ならば行きましょう。


 Palace Gateに近づくとガードが敬意を込めて一礼し、壊滅的な力がImperial Battle Mageとの争いの際に放たれたことを知らせてきた。Palaceは現在再建中であるとのことだ。恐らく、と彼は示唆した。修理が完了したら戻ることが出来るだろう。


 城の宝物とか、どさくさに紛れて取っておけば良かったなー、何て哀愁を夕日に込めつつまったり行きましょうか。もう旅を急ぐ必要もありません。Riaさんもあの世で笑っていることでしょう。Tamrielに平和が戻ったのですから。

 Eternal Championはこの後行方不明になって、数十年後にはUrielさんも暗殺されて帝国も崩壊しちゃうって? まあ、辛気臭い話は今は止めて地図でも広げましょう。


 さて、どこに行こうかな。


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(2009.9.6)