The Song of Pelinal Volume 4: On His Deeds
Pelinalの歌 第四巻:彼の行い

 PelinalはNibenを過ぎた所で魔術師の軍団を押しやり、Paravaniaの反乱軍のために東部全土を求めた。そしてKyneは雨を送りやって村や砦から血を洗い流さなくてはならなかった。最早Ayleidの旗がなびくことはないのだから。人間たちの軍隊が進むにつれて、前進のためには野営地を作る必要に駆られた。・・・そして彼はVahtacheの囚人を解放するため扉を壊して解放し、奴隷女王は真っ先にMorihausの元に駆けていった。そして人間は初めて彼女をAl-Eshと呼んだのである。彼は門をくぐり・・・SedorのThousand-Strong(今は無名だが、当時有名だった氏族)の手を奮闘の末取り戻した。Ayleidが夜に押し入った所である。二千の手を悪魔の骨から作られし荷馬車に戻した。車輪は心に病を抱えた女性のような音を立てて轍を残し・・・[文章は失われている]・・・そしてその後、最初の大虐殺が起きた。Men-of-'kreathの北の領地を統合することになった。Perrifの鷹匠たちがNordを呼びに遣わされたHeldonの橋にて、彼は白い髪をエルフの血で茶色に染めて佇んでいた。そして鷹匠らは、Pelinalを見て、Shorの再来だと言った。だが、彼はShorの名前を汚すため、その者たちの足元に唾を吐いた。ともかく、Pelinalは彼らを西の内陸地域の中央に導いた。その中に居たAyleidを、Tower of White-Goldへと追いやるために。ゆっくりと後退していく包囲陣は、人間の怒涛のような自由の力を理解することは出来なかった。それは何と激しい思いを抱いていたことか。PelinalのメイスはUmarilが反乱軍の長い隊列の打倒して南と東に後退させようと送り遣ったThundernachsを押しつぶした。そしてKyneの息Morihausが鳥の嘴の一斉攻撃によって墜落した際、その治癒のため、明晰に切れし者Zuathas(Zuathas the Clever-Cutting Man)(Keptuの名を持つNedeである)の元に行かせた。そして、仕方が無いことだったが、Paravaniaの全軍が集結していたCouncil of Skiffにて、全てのNordはWhite-Goldからの襲撃に恐れをなして震えたのである。Al-Esh自身がすぐには助言できなかったほどに。Pelinalは激しく怒るようになった。Umarilの名前を作った。自分の周囲を見回して考えて、臆病者の名前として作った。そして、一人で塔に向かった。Pelinalは向こう見ずなことをよくしていたために。

Volume 3: On His Enemy
Volume 5: On His Love of Morihaus


 訳注
 Vahtache、Sedor:AyleidのVahtacen遺跡。
 Shor:Lorkhanの別名。

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