早速、戦士ギルドの人に紹介された本屋さんで、参考文献に挙げられていた本を買ってみた。※本当は本を売ってないのですが、話の都合上です。紹介されてるのに無いって・・・。
それをメイジギルドに持ち込んで、Caiusに貰った『A Short History of Morrowind』やHasphatに貰った『On Morrowind』と合わせて早速読んでみる。
Hammerfellの征服後、帝国軍はCyrodiilの北東の境界に沿って集合し、侵入艦隊はSkyrimで備えた。
まず最初に、帝国軍と海軍が優勢であると多くの者は感じたが、House IndorilとTempleの支配層は最後まで抵抗するつもりだった。Telvanniは静観しており、RedoranとDresはIndorilに賛同した。Hlaaluは、停戦すべきだとした。
Black Mashにおける国境の計画された事件はあやふやなまま終わったが、湿地が多い地形は帝国軍と海軍に上手く作用しなかった。西のSilgrad TowerとKragrnmoorに対して帝国軍は集結し、BlacklightとCormaris Viewの西の軍隊に対して、Morrowindは民兵とRedoranの傭兵とHouseの貴族たちの精鋭部隊とTempleのOrdinatorとArmigerたちによる小規模な編成しか為されず、哀れなほどであった。更に問題を難しくしたのは、西の境界に守備隊を置くことに対するIndoril、Dres、HlaaluとTempleの拒絶だった。西の境界を守るよりも、IndorilとDresは内部に後退して、代わりにゲリラ戦を行うべきと提案した。和解を主張するHlaaluと、静観しているTelvanniに挟まれ、Redoranは帝国軍に対して孤立するかもしれない事態に直面した。
Tiber Septim帝と条約の交渉を発表するためにVivecが自らVivec市に現れると、状況は急激に変わった。そして、帝国の行政区として再編されることには応じるが「宗教と自治の全ての権利」を保障するとした時、事前に相談されていなかったであろうTempleの支配層は、発表に気まずい沈黙で応じた。Indorilは、Dresの忠実な支持を得て、死ぬまで抵抗することを誓い、対してRedoranは支援無しで帝国軍に相対する事を避ける上手い口実に感謝してHlalluに迎合し、合意に達したことを歓迎した。Telvanniはどちらの風向きが良いか見計らい、条約を締結する時にHlaalu、Redoranと迎合した。
誰も、SeptimとVivecの間の個人的な会談の状況や、どこで行われているのか、もしくは条約に先行してどういう準備をしたのか知られていない。一般的な説は、関係したエージェントの身辺を保護するためである。西側は、合意の仲介の際にZurin Arctusが中心的役割を担ったと推測している。東側では、VivecがMorrowindにおいて、自治とHouseの伝統と、宗教を保護する重要な譲歩をした見返りに、AltmerとSummerset Isleを征服する援助としてNumidiumを提供したという噂が密やかに流れた。
Grand CouncilのLord High CouncilorのIndorilは、その条約を受理することを拒否し、撤退を拒絶した。彼は暗殺され、Hlaaluによって代理を務められた。House HlaaluはHouse Indorilの何人かの老害を暗殺する機だとして、いくつかの地方議会は血なまぐさいクーデターによって、頭が挿げ替えられた。独立国家から帝国の行政区へのMorrowindが移り変わる間、帝国軍に対して、より多くの血がHouse内の紛争によって流された。
帝国軍の将軍は、Morrowindが侵入することを恐れた。Dunmerは大部分が凄まじく狂信的な敵だと広く考えられていた。そして、更に、Templeと一族の伝統的な影響を受けていた。将軍はTiber Septim帝が発見してつけこみたいと思っていたMorrowindの政治的な弱点を把握できなかった。同時に、Septimによって征服された他の地方が経験した悲劇的な虐殺と破壊を与えれば、Morrowindの帝国的なシステムと経済の移行もスムーズに行くと思われ、Morrowindの下層もしくは上層階級の市民に比較的小さな影響で済ませるために、TribunalもまたMorrowindの防衛が絶望的であることを認めて、平和を提供する最初の人物として重要な譲歩を得るチャンスを得るために交渉のテーブルについたことは賛同できよう。
対照的に、多くのIndorilの貴族は、移り変わる間にHouseがかなり弱められたために、帝国を甘受するよりも自害を選んだ。そしてHouse Hlaaluへの影響力を失い、その分Hlaaluは帝国と親密に和解することに力を使った。Templeの支配層はより巧みに面目を失わまいとした。そして、政争から離れ、経済的で、教育的で、精神的な福祉に集中することで、変わらずに人々の善意を得ることとなった。
『On Morrowind』
(帝国学者Agrippa Fundiliusによるこの説明は、色々な帝国やDunmerの根拠に基づいて、西側の読者のために書かれている)
The War of The First Councilは、非宗教的なDunmerのHouse DwemerとDagothと、正統なるDunmer House Indoril、Redoran、Dres、Hlaalu、TelvanniのFirst Ageにおける宗教的な対立だった。
First Councilは、最初の汎Dunmer政府であり、Dwemerによって行使された魔法とエンチャントがその他のHouseによって不敬なものだと宣言したことによる論争で崩壊した。
しかし、離反したHouseは、少数だったものの、魔法のように躍進して、NordとOrcの一族によって助けられ、まず最初にMorrowindの北部を征服することに大いに成功し、現在のRedoran、Vvardenfell、Telvanni地区がある多くの土地を占領した。Nerevarが全てのHouseの部隊と遊牧民を結び付けるまで、正しきHouseは広く分散して、十分に組織されず、敗北に次ぐ敗北に辛酸を舐めた。
Nerevarは遊牧の未開の部族の助けを借りて、VvardenfellのRed Mounrainの離反者の拠点で大戦を開くところまでこぎつけた。離反した軍隊はAshlanderのスカウトの助けにより裏をかかれて破られた。そして、生存者がRed MountainでDwemerの拠点に避難することを強いられた。
短い包囲の後、裏切者がNerevarと彼の軍団が拠点に入るのを許し、そこで反乱軍の指導者は殺害されたが、Nerevarも致命傷を負った。よくある虐殺が後に続き、そしてHouse DwemerとDagothは滅亡した。Nerevarは、その後まもなく傷によってこの世を去った。
正しきHouseのNerevarの仲間のうち三人、Vivec、Almalexia、Sothia Silは再編成されたFirst Councilの主導権を握ることに成功し、Grand Council of Morrowindと名前を変えて、神王として降臨し、Tribunal、またはAlmsiviのMorrowindの不滅の統治者として知られている。
『The War of The First Council』
The Nerevarine cult
このAshlanderの宗教組織は、誉れ高き古代の約束を守るためにNerevarが生まれ変わり、予言者Velothの伝統を復活させて、MorrowindからTribunal Templeの偽神と異国の者を駆逐するという予言を信じるというものである。Templeと帝国はこの教団を非合法だとしているが、帝国とTempleの圧力にも関わらず、Ashlanderの間で生き続けている。迫害されていることにより、教団は秘匿されている。よって、Ashlanderの間にどれくらい広まっているか、もしくはAshlanderの部族の外部にも信者がいるのか判断するのは困難である。
The Nerevarine
Ashlanderは、Nerevarが古代のResdaynの栄光を取り戻すために帰ってくると固く信じている。(Morrowindは、帝国に征服される前は「Resdayn」と呼ばれていた)AshlanderはGreat HouseとTempleが予言者Velothの純粋な教えを捨て、Tribunalの偽神によって祖先崇拝を捨てて、HighElfを堕落させた文明を受け入れたと主張する。Templeは、聖Nerevarを崇拝する一方で、偽の再来者が魔物のように大地を闊歩するなどという愚かな説を否定している。
失われた予言
Ashlanderの年寄りは、Wise womanとAshkhanの最初の世代の不注意や愚かさのために予言が部族の世代間に伝承されないことについて厳しく言っている。疑い深い学者は、これらの予言が故意に忘れられたか、圧力を受けたのではないかと考えている。特に、三つのNerevarineの予言詩が、失われたと言われている。一つ目は、The Lost Prophecies、二つ目は、The Seven Curses、三番目は、The Seven Visions of Seven Trials of The Incarnate。失われし予言の忘れられた記述は、旅行者によって書き留められたり、孤立したAshlanderたちが記憶していたり、Wise womanやシャーマンの秘伝の中において発見されるのではないかと思われる。
『Nerevarine cult notes』