Red Mountainの仕事完了
さて、Dremora Lordにぼこぼこにされてぼこぼこにし返したはいいが、普段着で戦ったもんだから俺の気に入りの服が悲惨なことになってしまった。ここは一つ、気分を変えるためにも新しいのを買ってみようということでVivecの服屋で黒いローブを買った。赤や金色のアクセントが結構素敵なローブだ。
「すいませーん、Ald'ruhnまで(´∀`) 」
用事を済ませてきたことを報告すると、師は既に次の仕事の準備を整えていたらしく、早速俺に用事を言いつけてきた。
「Templeの聖遺物は知りうる限り全て取り戻してもらおう。Crosier of St. Llothisを取り戻してきて欲しい。Buoyant Armigersの前隊長、Voruse BethrimoはDagoth Urのおぞましき化け物と戦ったが、退却の命令を出し、防戦をしている際に殺された。彼は聖遺物Crosier of St. Llothisを所持していたが、今は敵の手に落ちている。お前はこの最後の探索のために力を蓄えなくてはならないだろうが、Red Mountainの奥深くに入り込み、神聖なるCrosier of St. Llothisを取り戻すことを命じる」
「わかりました」
師にCrosier of St. LlothisとVoruse Bethrimo氏の特徴などを教えてもらい、俺はその場を退出した。旅の疲れもあるから、少し休んでからにしよう。
* * *
さて3日後。俺はRed Mountain頂上部にいた。Levitateがあれば登山が楽でいいね。
ところで退却の命令を出したってことは、部隊で行ったってわけだよな。俺一人で敵地の中心に行って大丈夫なんだろうか・・・まあ、先人が敵の数を減らしてくれたことを祈ろう。潜入は俺の得意とするところだ。何も砦の敵を皆殺しにして来いと言われたわけじゃない。
病が立ち込めるRed Mountainの中心地。巨大なDwemerの要塞だ。瘴気も一際濃く感じる。
おっと、扉か。
これは左手にあるクランクを動かせばいい。重い音と共に扉が開いた。
さて、Dagoth Urのいる砦に入り込むこととなったわけだが、鬼が出るか蛇が出るか。
いきなりNordに襲われたが。Sixth Houseに加担している人間か? Dunmerでもないのにこんなところにいて襲ってくるなんざ、そうとしか思えないが。
要塞内部には、先人と思われる冒険者たちの遺体が無造作に転がっていた。
・・・なんかこのヒト、目が吸血鬼ばりに光ってるんだが・・・まさかマジモンの吸血鬼とか? あるいSixth Houseの奴らが死体を利用した儀式でも行ってる最中とか?
探索を続けると、小塔内部にてそれらしき豪奢な鎧に身を包んだ遺体を目にした。傍らには、師に教えられた通りの武器が置いてあった。これが聖遺物らしい。
Damage Health、Blind、Disintegrate Armour・・・かけられたエンチャントは敵を無防備にした上で叩くという、かなり強力な、それも鎧を纏う対人相手に重きを置くものとなっている。こんな武器で殴られたくないな。
戻って武器を見せると、これに間違いない、というような目をして杖を受け取った。
「ああ、確かにCrosier of St. Llothisだ。この中に込められた魂を感じることが出来る。お前はTempleに多大な栄誉をもたらしてくれたな、Yui-Liよ」
「どうもありがとうございます。ところで次の任務は?」
師は杖から顔を上げて首を傾げた。
「もうお前向けの仕事はなくてな。VivecのEndryn LlethanかMolag MarのTharer Rothelothと話をするといいのだが」
「Rotheloth師のところの仕事は全て済ませてきましたから、VivecのLlethan師ということになりますか?」
「そうだな。では紹介状でも書いておこう」
とりあえず、これで山は無事に下りられることになる・・・が、まだ終わったわけではない。Red Mountainはまだ探索すべき箇所が残っている。Kagrenac's Toolsのことも気になるし、下山は今しばらくのことになりそうだ。
戻る
進む
(2009.10.25)