Red Mountain一巡り
この山でするべきことは残っている。まだ行っていない遺跡に行こう。
Dwemer製の防戦用の兵器だろう、巨大な弩が半ば灰に埋もれている。Red Mountainの戦いで使われていたものだろうか。数千年経っても骨組みが残っているなんて、技術の高さを伺わせるが、NerevarやDagoth Urはどうやってこの分厚い防備を掻い潜ったのか気になるところだ。
ここはKagrenac's Study・・・図書館と違い、なにやら部品のようなものが散乱している。研究室というより、何だか工房といった雰囲気だ。図書館に面白いものがあっただけに、ここも期待をしたいものだが。
俺は機械に関しては素人だが、形からどのようなものになるかは判断できる。部品を全て組み立てると、Dwemerの遺跡でよく見られるロボットよりも更に巨大な人間型の兵器になりそうだ。
Kagrenacが作り、VivecがTiber Septimに供与したとも噂され、彼に仕えていたZurin Arctusが命を吹き込んだ宝石Mantellaを核とする兵器Numidiumは月も殴れるほど巨大だった(と僧院長のBareloさんに教わった)けど、流石にそれよりは小さいよな。ただ、それでもかなり強力な兵器になりそうだから、組み立て段階で放置されていて幸いだ。こういうのとはサシで戦いたくないね。
そしてここでも一人、朽ち果てた英雄が――
あいつか!
やば、挟み込まれた!! 女は弓使いのようだ。
あーもう! ここは一旦あえて狭い通路に逃げ込んで、Ash Vampireを盾に位置取りが出来ないようにしてやる!
次ィ!!
Ash Vampireを倒すと、すぐに間合いを詰めて女を倒した。いくら工房内が広くても、周囲には雑然と机や機械の部品が置かれているから、そこまでの機動力は発揮できなかったのが幸いした。くそお、Daedric Arrowをバカスカ使いやがって! 一体何本しか見つからないと思ってるんだ・・・というのはさておき。
奥には生活空間らしきものと、設計図があった。なるほど、あの部品が組み立てられたらこんな感じになるんだな。
そしてこんなものも。中身は表題以外Dwemer語であり、Aldmer語ではなかったので読むことは出来なかったが、それでもこれを回収できたのは収穫だ。
それでは次に行こうか。あまりRed Mountainに長居して、周囲から怪しまれたくは無い。こんな本持ってたら、下手すりゃ異端容疑がかかるかもしれないからな。
次の遺跡の戦士も女だったが、見慣れぬ曲刀を振り回して襲い掛かってきた。
Damage Strengthのエンチャントのせいでかなりの苦戦を強いられたが、対Bone Stalker用にResote Strengthの薬を用意していたので命拾いをした。そうでなかったら一歩も動けずに斬られるままだったかもしれない。
ここもやはりSixth Houseの拠点の一つだったらしく、奥には祭壇とSixth HouseのAsh Vampireがいた。
祭壇に倒れた拍子に彼の身体から金槌のようなものが転がり落ちた。
死んでいるのを確認して、その金槌を手に取ろうとしたが、彫りこまれている銘を見て慌てて手を引っ込めた。
金槌には「Sunder」と彫られていた。
戻る
進む
(2009.11.1)